柴犬に何を食べさせるか:年齢と体重別の完全食事ガイド
成犬の柴犬には、高品質なドライフード(または同等のカロリー量)を1日合計1〜1.5カップ程度を2回に分けて与え、体重・年齢・活動量に応じて調整します。子犬は成長期用フードを1日3〜4回、高齢犬は低カロリーで関節サポートのある食事が理想的です。給与量はパッケージの目安だけでなく、ボディコンディションを基準に判断しましょう。

柴犬に良い食事を与えることは、ライフステージ・体格・運動量に合ったフードを選べば難しくありません。成犬の柴犬は1日あたり約400〜550kcalを必要とし、これは高品質なドライフードで約1〜1.5カップに相当し、2回に分けて与えます。子犬・シニア・作業犬はこの範囲から外れるため、本当の答えは「年齢、体重、ボディコンディションによる」ということになります。
子犬の食事(生後8週〜12か月)
柴犬の子犬は急速に成長しますが体は小さいので、過剰給与は将来的に関節への負担や肥満のリスクを高めます。12か月までは小型〜中型犬向けの子犬用フォーミュラを使用し、その後7日間かけて成犬用フードへ切り替えましょう。
- 8〜12週:1日4回の少量(約¼カップずつ)
- 3〜6か月:1日3回(約½カップずつ)
- 6〜12か月:1日2回(¾〜1カップずつ)
体重4〜5kg程度の生後3か月の柴犬は、1日約550〜700kcalを必要とします。生後6か月(6〜8kg)では、成長を支えるために摂取量は700〜900kcal/日に増え、その後成熟に伴い徐々に落ち着きます。
成犬の食事(1〜7歳)
健康な成犬柴犬の体重は8〜11kgで、オスはその上限、メスは下限が目安です。理想的なボディコンディション(肋骨が軽く触れられ、ウエストのくびれが見える)では、以下を目安に与えます。
- 1日1〜1.5カップのドライフードを2回に分けて給与
- 避妊・去勢済または活動量が低い犬:400〜550kcal/日
- 未去勢・作業犬・非常に活動的な柴犬:550〜700kcal/日
柴犬はアトピー性皮膚炎や食物感受性を発症しやすいため、原材料が限定された魚ベースやグレインフリーのフォーミュラを選ぶ飼い主も多くいます。柴犬にとって「最高」のドッグフードは一つではありませんが、第一原料に名前のある動物性タンパク質が記載され、AAFCOの「全ライフステージ」または「メンテナンス」適合表示があるものを選びましょう。
シニア犬の食事(7歳以上)
柴犬は13〜16年生きることも珍しくないので、多くの犬種よりも早い段階からシニア食への切り替えを考慮します。7歳前後を目安に、以下の特徴のあるシニア用フォーミュラへ移行しましょう。
- 年齢に伴う体重増加を防ぐための低カロリー(1日約350〜450kcal)
- 股関節と膝蓋骨のためのグルコサミンとコンドロイチンの添加
- 被毛と関節の健康のためのオメガ3脂肪酸
- 消化しやすいタンパク質源
体重増加、被毛のつや消失、活動量の低下など、甲状腺機能低下症の症状に注意し、疑いがあれば血液検査を受けましょう。
適切なフードの選び方
ほとんどのケースは以下の3つのルールでカバーできます。
- タンパク質を第一に。 第一原料は「チキンミール」やあいまいな副産物ではなく、名前のある肉(チキン、サーモン、ターキーなど)であるべきです。
- ライフステージに合わせる。 12か月未満は子犬用、1〜7歳は成犬用、7歳以降はシニア用。
- 被毛の状態を観察。 柴犬は年に2回大量の換毛期を迎え、年中オメガ3が必要です。被毛がぱさつき、フケが出る場合は、脂肪が不足しているか、タンパク質が合っていないサインであることが多いです。
人間の食事、高脂肪の肉、ぶどう、玉ねぎ、チョコレート、加熱した骨は与えないでください。柴犬は「グルメ」として知られるほど食の好みがうるさい犬種も多く、毎週のようにフードを切り替えると一生残る偏食習慣を作ってしまうのでやめましょう。
体重管理と給与量のコントロール
この犬種は遺伝的に膝蓋骨脱臼や股関節形成不全を起こしやすく(OFA検査を受けた柴犬の約7.6%が股関節形成不全を示すというデータがあります)、愛犬を適正体重に保つことは飼い主が行う最も重要な健康判断の一つです。以下の簡易チェックを活用してください。
- 薄い脂肪の下にある肋骨が感じられる(ただし見えない)こと
- 上から見たときに肋骨の後ろでウエストがはっきりくびれていること
- 横から見たとき、胸からお腹、股関節にかけて腹部が持ち上がっていること
肋骨が目立つなら給与量を10%増やしてください。肋骨が触れないなら10%減らし、2週間後に再確認しましょう。この犬種にとって free-feeding(常時フードを置いておく方法)はおすすめできません。柴犬は太りやすい上、トイレトレーニングの習慣も崩れやすくなります。
1日の給与量サンプルチャート
| 体重 | 年齢 | 1日の給与量 | 食事回数 |
|---|---|---|---|
| 4〜5kg | 子犬 8〜16週 | ¾〜1カップ | 3〜4回 |
| 6〜8kg | 子犬 6〜12か月 | 1〜1.5カップ | 2回 |
| 8〜9kg | 成犬(メス) | 1〜1.25カップ | 2回 |
| 10〜11kg | 成犬(オス) | 1.25〜1.5カップ | 2回 |
| 9〜11kg | シニア 7歳以上 | ¾〜1カップ | 2回 |
ボディコンディション、季節(柴犬は冬に多く食べる傾向があります)、運動量に応じて10%程度の増減を調整してください。作業犬やアジリティ、ハンティングを行う柴犬は、活動的な日には25〜40%多くのカロリーを必要とすることがあります。
同じフード、同じ時間、正確に計量した給与という一貫したルーティンが、柴犬を適正体重でつややかな被毛に保ち、体重に関連する健康問題での通院を減らしてくれます。
FAQ
柴犬の子犬にはどのくらいの量を与えればよいですか?
生後8〜16週の柴犬の子犬には、1日3〜4回の少量ずつ与えてください。6か月頃までに2〜3回に減らします。1日の総給与量は、体重4kgで約¾カップから始まり、体重9〜10kgで最大1.5カップまで増え、小型犬向け子犬用フォーミュラを使用します。
柴犬にはグレインフリーのフードの方が良いですか?
必ずしもお勧めではありません。グレインフリーは皮膚アレルギーのある一部の柴犬には有効ですが、ほとんどの柴犬は質の良い穀物を含むフードでも問題なく過ごします。マーケティングではなく、愛犬個々の反応を基準に選んでください。なお、FDAは一部のグレインフリーダイエットと心臓疾患の関連を指摘しているため、獣医師に相談することをおすすめします。
うちの柴犬はなぜこんなに食の好みがかたくなのでしょう?
柴犬の食の好みが厳しいのはある程度遺伝的なもので、グルメな食事好きとして知られています。質の良いフードを1種類に絞り、選択肢を与えず、人間の食べ物を与えず、厳格なスケジュールで与えましょう。多くの場合、別のものが出てこないと気づいた柴犬は結局食べてくれます。
成犬の柴犬には1日何回与えるべきですか?
1日2回が理想的です。1日の給与量を朝と夕方の2回に分けることで、消化を助け、エネルギーを安定させ、トイレトレーニングにも役立ちます。この犬種にはfree-feedingは推奨されません。



